自己肯定感をなかなか持ちにくい、それは「あなたの存在が大切」と、言われたことがないから
そんな風に嘆く人によく出会います。
他者評価に基準を置いていると、いつも誰かとの比較で自分を評価することになります。
きっとそれでは永遠に本当の自己肯定感を持つことはできないかもしれません。
自分のありのままを受け入れることは難しいものです。
自分を定義づけるもの自体が、他者からの評価基準だらけだからです。
自己肯定感を考える上で、先日とても意義深い学びをいたしました。
先日のとあるセミナーで講師の方が
幸せな経営をするための秘訣を三つあげました。
ポジティブであること
感謝すること
他人と比べないこと
また、その話の中でうさぎとカメの例を挙げたのです。
うさぎとカメの童話は、皆さんも一度は聞いたことがあると思います。
自信過剰と油断大敵による失敗を表現したものですが、別の見方を教えていただきました。
うさぎとカメが争ったゴールへの道筋
見ていたものが違うというものです。
うさぎが見ていたものはカメ(他者)の動向
カメが見ていたものはゴール(自分の目標)
そして私は、カメはずっと自分を心から信じていたのだなと思いました。
多くの人は、うさぎにカメが勝てるわけがないと見守っている中でも、自分だけは自分を信じていた。
だから勝利を手にすることができたのだと。
他人と比べないでいられることは、自己肯定感が高いこととつながっています。
そして目標を見誤らない。
徒らに、上だ下だとランキングに勤しんでいる暇があったら行動することだとの教えにも聞こえました。
会社経営のセミナーでしたが、とても示唆の深い学びとなりました。
一人ひとりの個人が目指す人生の目標
企業が成し遂げたい事業
非営利セクターが変えたい社会のありよう
それを実現するためには「〇〇のために〇〇をする」という決意が必要です。
それを支える継続のエネルギーこそが自己肯定感にある。
だから毎日1日の終わりに、自分で自分を褒めてください。
今日もよくやった
一歩進んだ
明日も顔晴る
まずは自分を認めることから始めませんか?