特定非営利活動法人 虹色のたね

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票ハラスメント

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コラム

先日、区議会議員の候補者の選挙演説を聴いていましたら、その女性の区議会議員候補者が、票を入れてやるから、チークダンスを踊れと言われた言って叫んでいました。
一票と引き換えにセクシュアルハラスメントやパワーハラスメントを行うことを、票ハラと言います。
その女性候補者は、票を入れて欲しいなら、言うことを聞けと言われていると、訴えていました。

そこを通りかかった男性が「誰がお前なんかとチークダンスなんか踊るかよ!」と捨て台詞を吐いていました。
これも、セクシュアルハラスメントです。

性暴力の被害を受ける人は、大人しく抵抗しなさそうな人がターゲットになりやすい。
票というものと引き換えに、性的自己決定権を奪われるという例です。

性暴力は、性欲ではない。
支配欲求なのです。
投票権という力で、いうことを聞かせようとしたり、蔑む発言をしたり。

男性であるかどうかということが問題なのではなく、人権意識の低さが問題なのです。

一票の価値を自分の欲求の発露とするより、有効な権利行使として欲しいものです。

特定非営利活動法人虹色のたねでは、性暴力被害を防ぐ為の活動、そしてハラスメント被害の撲滅を、図る活動をしています。

ご自分が被害に遭っている、会社内での被害も、お気軽にご相談ください。

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